2016 devotion

寛容な聖い愛

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第1コリント13:4
愛は寛容であり、愛は親切です。また人をねたみません。愛は自慢せず、高慢になりません。

 

1.『寛容』について

第1コリント13:4a
愛は寛容であり、愛は親切です。

A)日本語からの意味

寛大(心の広くゆるやかなこと)で、よく人をゆるし受け入れること。
咎めだてしないこと。

B)ギリシャ語からの意味

忍耐する。耐え忍ぶ。気を長くもつ。気長に待つ。寛容である。
そのままにしておく。ほうっておく。
怒りやすい事柄に対して怒らず、気長に期待を持って待つ。

【デボーション参考ポイント】

第2ペテロ3:9
主は、ある人たちがおそいと思っているように、その約束のことを遅らせておられるのではありません。かえって、あなたがたに対して忍耐深くあられるのであって、ひとりでも滅びることを望まず、すべての人が悔い改めに進むことを望んでおられるのです。

父なる神の聖い愛による「寛容」さを、上記のみことばより深く思いめぐらしてみましょう。

2.『外寛内明』に努める

マタイ18:24〜35
 清算が始まると、まず一万タラントの借りのあるしもべが、王のところに連れて来られた。しかし、彼は返済することができなかったので、その主人は彼に、自分も妻子も持ち物全部も売って返済するように命じた。
 それで、このしもべは、主人の前にひれ伏して、『どうかご猶予ください。そうすれば全部お払いいたします。』と言った。
 しもべの主人は、かわいそうに思って、彼を赦し、借金を免除してやった。ところが、そのしもべは、出て行くと、同じしもべ仲間で、彼から百デナリの借りのある者に出会った。彼はその人をつかまえ、首を絞めて、『借金を返せ。』と言った。彼の仲間は、ひれ伏して、『もう少し待ってくれ。そうしたら返すから。』と言って頼んだ。しかし彼は承知せず、連れて行って、借金を返すまで牢に投げ入れた。彼の仲間たちは事の成り行きを見て、非常に悲しみ、行って、その一部始終を主人に話した。
 そこで、主人は彼を呼びつけて言った。『悪いやつだ。おまえがあんなに頼んだからこそ借金全部を赦してやったのだ。私がおまえをあわれんでやったように、おまえも仲間をあわれんでやるべきではないか。』こうして、主人は怒って、借金を全部返すまで、彼を獄吏に引き渡した。
 あなたがたもそれぞれ、心から兄弟を赦さないなら、天のわたしの父も、あなたがたに、このようになさるのです。」

『外寛内明』(がいかんないめい)の意味

他人に対してはこころ豊かに優しく対処する反面、自分自身については、身の程を知り、自戒すること。

【デボーション参考ポイント】

怒りを治めることの重要性に気づき、チャレンジを続けましょう。

 

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