ローマ5:5
この希望は失望に終わることがありません。なぜなら、私たちに与えられた聖霊によって、神の愛が私たちの心に注がれているからです。
【内容観察】
患難から生み出されて来たこの希望は、たとえ失望することがあってもその失望で終わることがありません。なぜそのように言えるかというと、イエス様が約束してくださった助け主である聖霊様が内住してくださっていることによって、神の聖い愛が私たちの心に注がれ、その愛によってきよめられた良心がいつも前向き肯定的であるからです。
1.希望を示す真理の御霊
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ヨハネ16:13
しかし、その方、すなわち真理の御霊が来ると、あなたがたをすべての真理に導き入れます。御霊は自分から語るのではなく、聞くままを話し、また、やがて起ころうとしていることをあなたがたに示すからです。
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★すべての真理に導いてくださる御霊
★やがて起ころうとしていることを示し、希望を与えてくださる御霊 |
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2.やがて起ころうとしている希望
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第2ペテロ3:10〜14
しかし、主の日は、盗人のようにやって来ます。その日には、天は大きな響きをたてて消えうせ、天の万象は焼けてくずれ去り、地と地のいろいろなわざは焼き尽くされます。
このように、これらのものはみな、くずれ落ちるものだとすれば、あなたがたは、どれほど聖い生き方をする敬虔な人でなければならないことでしょう。
そのようにして、神の日の来るのを待ち望み、その日の来るのを早めなければなりません。その日が来れば、そのために、天は燃えてくずれ、天の万象は焼け溶けてしまいます。
しかし、私たちは、神の約束に従って、正義の住む新しい天と新しい地を待ち望んでいます。
そういうわけで、愛する人たち。このようなことを待ち望んでいるあなたがたですから、しみも傷もない者として、平安をもって御前に出られるように、励みなさい。
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★今の天地は焼け崩れ去り、正義の住む新しい天地がもたらされる。 |
A)義をいただく望み
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ガラテヤ5:5
私たちは、信仰により、御霊によって、義をいただく望みを熱心に抱いているのです。 |
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★義をいただく望み。
★御霊に示された望みは、熱心さをもたらす。 |
B)神の子とされる望み
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ローマ8:23〜25
そればかりでなく、御霊の初穂をいただいている私たち自身も、心の中でうめきながら、子にしていただくこと、すなわち、私たちのからだの贖われることを待ち望んでいます。
私たちは、この望みによって救われているのです。目に見える望みは、望みではありません。だれでも目で見ていることを、どうしてさらに望むでしょう。
もしまだ見ていないものを望んでいるのなら、私たちは、忍耐をもって熱心に待ちます。 |
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★肉のからだから解放され、神の子の姿に変えられる望み |
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3.希望を告白し続ける『松柏之操』
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ヘブル10:23
約束された方は真実な方ですから、私たちは動揺しないで、しっかりと希望を告白しようではありませんか。
『松柏之操』(しょうはくのみさお)の意味
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困難な状況下でも節操を変えない意志の強さ。苦しい状況にあっても信条を変えないこと。 |
★約束された方が真実な方であると御霊に示されるなら、松柏之操をもって
希望を告白し続けることができる。
【デボーション参考ポイント】
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御霊に満たされて、失望に終わらない希望を抱きましょう。 |
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