■2026年3月22日 日曜礼拝メッセージより(主任牧師 辻 秀彦 師)
真理に導き、神のみこころを示す
主題聖句(ヨハネ16:13)
しかし、その方、すなわち真理の御霊が来ると、あなたがたをすべての真理に導き入れます。御霊は自分から語るのではなく、聞くままを話し、また、やがて起ころうとしていることをあなたがたに示すからです。
御霊様はどんな働きを私たちの内にもたらしてくださっているかについて、前回までに
⑴いのちをもたらす
⑵イエスについて証言する
⑶イエスの光を伝承する
⑷死ぬべきからだを生かす
というテーマでお話し致しました。
今日は、⑸として、「真理に導き、神のみこころを示す」と題してお話しさせて頂きます。
※⑸真理に導き、神のみこころを示す
(ヨハネ16:13)
「しかし、その方、すなわち真理の御霊が来ると、あなたがたをすべての真理に導き入れます。御霊は自分から語るのではなく、聞くままを話し、また、やがて起ころうとしていることをあなたがたに示すからです。」
◉真理とは
キリスト・イエスは唯一の創造主の神。他に神はいない。
(Ⅰコリント8:6)
「私たちには、父なる唯一の神がおられるだけで、すべてのものはこの神から出ており、私たちもこの神のために存在しているのです。また、唯一の主なるイエス・キリストがおられるだけで、すべてのものはこの主によって存在し、私たちもこの主によって存在するのです。」
天地万物を造られた神は唯一人で、他に神はいない、という聖書のおことばを前提として、私たちは聖書から真理を教えられています。
日本には八百万(やおよろず)の神というように、自然の中にも、どこにでも神を見出すという日本特有の宗教観があります。その考え方が日本社会の秩序や道徳性を、ある程度守ってきたことは否めません。
そのような精神風土を持つ日本に、欧米のキリスト教のような一神教は、排他的で「和を乱す」ものである、とさえ述べる政治家もいます。
私たちの神は、御父、御子、御霊の、3つのご性質を持った唯一人の神である、と聖書は教えています。また、(Ⅰコリント8:6)には、「すべてのものはこの神から出ており」とも書かれてあります。
では、日本社会の考える「神々」とはどういう意味なのでしょうか。そのヒントとなることが聖書の中に記されていますので、ご紹介いたします。
*水をつかさどる御使い(黙示録16:5)
「また私は、水をつかさどる御使いがこういうのを聞いた。『今いまし、昔います聖なる方。あなたは正しい方です。なぜならあなたは、このようなさばきをなさったからです。」
*火を支配する御使い(黙示録14:18)
「すると、火を支配する権威を持ったもうひとりの御使いが、祭壇から出て来て、鋭いかまを持つ御使いに大声で叫んで言った。『その鋭い鎌を入れ、地のぶどうの房を刈り集めよ。ぶどうはすでに熟しているのだから。』」
黙示録によると、水や火をつかさどり、支配する(管理する)御使いがいます。御使いは、水や火の力を神様から分担して委ねられ、神様は御使いを通して自然界を支配しておられることがわかります。
古代の日本では、あらゆるものに精霊が宿っている、と考えられていました。そして火の神、水の神、何々の神、という呼び方をしていますが、実は唯一なる神様がそれぞれの分野に遣わしたその御使いたちのことを、古代の日本人はその不思議な働きや力を恐れ、また感謝する気持ちから、勘違いして「神」と呼んだ、と理解できるのではないでしょうか。
*守護天使(使徒12:14-15)
「ところが、ペテロの声だとわかると、喜びのあまり門を開けもしないで、奥へ駆け込み、ペテロが門の外に立っていることをみなに知らせた。彼らは、『あなたは気が狂っているのだ』と言ったが、彼女はほんとうだと言い張った。そこで彼らは、『それは彼の御使いだ』と言っていた。」
ここで「ペテロの御使い」という言い方がされています。
当時のユダヤの地方には、一人一人に、守って下さる天使(守護天使)がついている、という考え方がありました。
唯一の神様は、天使を創造し、それぞれの分野に天使(御使い)を遣わして世界を統治なさっているという考え方からすると、世の人々が言っている神々とは、「天使」のことであり、天使を創造されたのも、天使を遣わされるのも唯一の神様ですから、「すべてのものは神から出ている(Ⅰコリント8:6)」と言われているのです。
◉罪ある人間が、神の子として創造された目的に立ち返るための真理 とは?
イエス・キリストは、罪人を贖うために人となられて死なれ、葬られ、よみがえられた唯一の救い主です。
(使徒4:12)
「この方以外には、だれによっても救いはありません。天の下でこの御名のほかに、私たちが救われるべき名は人に与えられていないからです。」
アダムとエバが、神様のおことばより自分の欲望に従うことを選んだことにより、人類は欲望に縛られる罪人になりました。
世に宗教は多くありますが、なぜイエス・キリストだけが救い主なのでしょうか。それは、イエス様以外に私たちを罪のさばきから救ってくださる方はいないからです。すなわち、私たちの罪を贖ってくださったのはイエス様だけだからです。
アダムとエバが罪をおかしたその時から、神様はすでにキリストによる救いを預言しておられました。ですから、神様は他のどの宗教にも、身代わりの死、贖いによる救いという方法は与えておられません。
聖霊様が私たちの内に働きかけて、この真理を教え諭し理解させてくださるのです。
イエス様は、神が人となって33年間のご生涯を罪を犯すことなく過ごされて、その罪の無い聖いいのちを、私たちの救いのための代価としてくださり、十字架で身代わりのさばきを受けてくださいました。
イエス様が罪のない正しい方であったことは、イエス様の復活によって神様が証明しておられます。イエス様の贖いの御業は有効だと神様が保証しておられます。
キリストの死と復活を証しするために、私たちはこの地上で、内にある光を輝かせます。あきらめないで最後まで信じて、たとえ失敗しても希望をもって何度でも悔い改め、やりなおし、神を愛し、隣人を愛し、互いに赦し合って、敬虔な人生をチャレンジし続けて参りましょう。