■2024年6月9日 日曜礼拝メッセージより(主任牧師 辻 秀彦 師)

御霊の導きを見分ける2

 

主題聖句(ガラテヤ5:17)
なぜなら、肉の願うことは御霊に逆らい、御霊は肉に逆らうからです。この二つは互いに対立していて、そのためあなたがたは、自分のしたいと思うことをすることができないのです。


 御霊の導きの見分け方には2つのポイントがあります。
先週はその1つ目を語りました。

①ローマ8:5~6
「肉に従う者は肉的なことをもっぱら考えますが、御霊に従う者は御霊に属することをひたすら考えます。肉の思いは死であり、御霊による思いは、いのちと平安です。」

 今日は2つ目について語ります。
②ガラテヤ5:17
「なぜなら、肉の願うことは御霊に逆らい、御霊は肉に逆らうからです。この二つは互いに対立していて、そのためあなたがたは、自分のしたいと思うことをすることができないのです。」

 御霊と肉は対立しているというのがポイントであり、誰でも見分けることができます。
 
 互いに対立しているので、神を信じる正しい良心があれば見分けられます。
 このことを二つのみことばから見ていきます。

A)肉の思いは神に反抗
●ローマ8:7
「というのは、肉の思いは神に対して反抗するものだからです。それは神の律法に服従しません。いや、服従できないのです。」
 神に同意しない思いや感情は神に対立しているということです。

★肉の思いは神に反抗するもの
★神の律法に服従できない
 みことばに反抗する心の部分が肉の思いです。しかし、あなたの本心は神に従いたいと願っています。その葛藤から自分は良くない者だと思い込む人もいるでしょう。しかし、神はできないことをさせる方ではありません。 
 
 みことばに導かれていくなら、必ずできるようになります。 私たちの努力によるのではなく、ただ信じる信仰によります。神に調子を合わせればいいのです。
 
 影響を受けやすい人は、ある意味長所でもあります。それは、御霊に影響されやすいからです。肉の思いよりも御霊に心を向けていけば、御霊の導きに影響されていきます。
 
 自分の心の動きが分かるようになれば、自分の心を正しい良心で客観的に見ることができるようになります。
  
 例え、誰かに対して怒りを覚えても、それは肉の思いだと分かるので、その思いは無視していけばいいのです。
 
 人を無視するのは悪いことですが、肉の思いは無視する方がいいのです。
 
 無視できる理由は嫌いで関わりたくないからですが、肉の思いを無視できないというなら、肉の思いに惹かれているからだと言えます。
 
 難しいという人は自分の気持ちをごまかしています。エバが食べてはいけないという木の実を食べたのは、神の戒めよりもサタンのことばの方に興味があり魅力的に思えたからです。
●第1コリント2:14
「生まれながらの人間は、神の御霊に属することを受け入れません。それらは彼には愚かなことだからです。また、それを悟ることができません。なぜなら、御霊のことは御霊によってわきまえるものだからです。」

★生まれながらの人間→肉に属する
 生まれながらクリスチャンの人はいません。クリスチャンホームに生まれてもです。親が神を敬う生き様を見て、子供は神を敬うようになっていきます。

★御霊に属することを受け入れない
 受け入れたくないという隠れた思いがないかどうかを探ってみましょう。
 
 肉に属する方向に心を向けていないか、自分で吟味して、自分で選んでいくしかありません。自己中心の頑なさが隠れていないでしょうか。

★愚かと感じ、悟ろうとしない
 人は何度も繰り返し努力していくなら必ず分かるようになります。聖書のみことばも何度も読みましょう。
 
 罪人が神の子として新しく生まれ変わったきよい良心を持ってみことばを読み始めるなら、必ず分かるようになります。不敬虔な心では悟ることはありません、なぜなら悟りたくないからです。

B)肉に属しているしるし
(第1コリント3:3)
「あなたがたは、まだ肉に属しているからです。あなたがたの間にねたみや争いがあることからすれば、あなたがたは肉に属しているのではありませんか。そして、ただの人のように歩んでいるのではありませんか。」

★ねたみや争いの強い感情
 一時的にねたみや争いの感情が起きることは誰でもあります。しかし、その感情が強くなっていくと大変なことになります。弱い内に、相手を祝福してその感情を追い出すことが必要です。
 神の子としての自覚をしっかり持ちましょう。信じる者には、神の子としての特権を神はお与えになったのです。信じる前の罪人と信じた後の神の子は、もはや別者です。以前のような罪人の生き方に戻ろうとしないでください。戻る必要はないのです。
 私たちは天国人であり神の子です。

●ヤコブ3:14~16
「しかし、もしあなたがたの心の中に、苦いねたみと敵対心があるならば、誇ってはいけません。真理に逆らって偽ることになります。そのような知恵は、上から来たものではなく、地に属し、肉に属し、悪霊に属するものです。ねたみや敵対心のあるところには、秩序の乱れや、あらゆる邪悪な行いがあるからです。」

★真理に逆らう感情→敵対心
 御霊に従う人に敵対心をもちねたみを持つなら、肉の方に自分の心が向いているということです。
 正しい競争心はお互いに延ばし合えます。しかし敵対心は相手の存在を潰し、打ちのめすことになります。
 自分の心を良く見張り、肉から御霊に方向を変えましょう。
★悪意が湧き上がり秩序を無視
 例えば暴走族は秩序を無視して周りに迷惑をかけます。
 
 最近の学校は秩序を余り教えていません。教師と生徒の関係もフラットではなく、教える側と学ぶ側という秩序は必ずあります。
 秩序が保たれないなら人権も守られません。
 肉の思いを見つけたら、逆を考えましょう。御霊の心は肉とは真逆です。

《デボーション》
 努力しない、工夫をしない、無計画である、とにかく楽をして今を過ごしたいという肉の思いがあります。
 こういう肉の働きに対しての対処の仕方を次のみことばから体得してください。今、あなたが達し得たところで御霊との関係を作り上げ、実践していってください。

(ヨハネ6:63)
「いのちを与えるのは御霊です。肉は何の益ももたらしません。わたしがあなたがたに話したことばは、霊であり、またいのちです。」
 
 御霊の思いとは何か、御霊に属するとはどういうことかを祈って求めて実行してみてください。そうすれば御霊に属する者へと成長していきます。
 
 教会は世の中からはじかれた罪人の集まりです。肉の強い幼いクリスチャンもいます。
 
 あなたの基準で相手を量らないようにしましょう。教会の人たちが完全なわけはありません。
 
 むしろ、世の中ではどうしようもない人々の集まりです。しかし、その肉の人が神の子キリストのように変えられていくのです。
 
 変わってきていることを喜びましょう。御霊が変えてくださることを信じ、期待し、誠実にみことばを求めていきましょう。

 肉は何の役にも立ちません。肉の経験は御霊によって歩むための参考にはなりません。
 
 この世の経験は神の国ではほとんど役に立ちません。
 
 神のことばが心に植わっているでしょうか。みことばを正しく理解して成長していきましょう。

 あなたの心に植わったみことばが導いてくれます。
 

【短歌】
聖霊の 導き見分け 歩むには
みことば灯し 進み行く