■2026年3月1日 日曜礼拝メッセージより(主任牧師 辻 秀彦 師)

イエスの光を伝承する

 

主題聖句(ヨハネ16:14)
御霊はわたしの栄光を現します。わたしのものを受けて、あなたがたに知らせるからです。

 今年の目標のみことばから語らせて頂いております。
少し振り返って、流れを思い出してみましょう。

〇今年の目標のみことば(マタイ5:16)

「このように、あなたがたの光を人々の前で輝かせ、人々があなたがたの良い行いを見て、天におられるあなたがたの父をあがめるようにしなさい。」

 私たちが良い行いをする動機は、イエス様を通して神様の愛に触れられて、自分も良いことを進んでおこなっていきたいと思う、神様への愛の応答です。人々がその良い行いを見て、父なる神様を崇め信じるきっかけになるように、という神様の願いが、今日の主題聖句(マタイ5:16)に語られています。

 なぜイエス様を信じる者が、敬虔な心を持つ証しとなるのでしょうか。それは私たちが当然受けなければならない罪のさばきを、イエス様が身代わりに十字架で受けてくださったからです。神様はそこまでして私たちの罪を赦し、私たちを永遠の滅びから救いたいと思ってくださっているからです。そのように歴史の中に現してくださった神様の私たちへの愛とイエス様の十字架の愛と犠牲を知った時、私たちのこころに、父なる神様、御子イエス様への敬虔な心、信仰と愛が生まれるのです。

 私たちは今、イエス様を通し、みことばを通し、神の霊を通して、神様の愛に触れられて、少しずつイエス様への信仰が強められ、善を行う聖い生活へと実を結んでいっているところです。

〇今年は、天のお父様が崇められるようなクリスチャン生活を目指していこうというテーマで、それは聖霊様のお働きによる、というお話をして参りました。

 ◎従う者が受ける利点

 私たちはまず内に光を持たないといけません。光は、イエス様に従う者に与えられます。

①従う者は賢い人

(マタイ7:24-27「岩の上に自分の家を建てた賢い人のたとえ」より)イエス様のみことばを実践する人は、人生の嵐にも耐えられる賢い人です。

②御霊による働きのために、従う者に御霊が注がれる

(使徒5:32)「私たちはそのことの証人です。神がご自分に従う者たちにお与えになった御霊もそのことの証人です。」

 御霊が注がれると、どのような実を結ぶのでしょうか。

⑴御霊がいのちをもたらす

(ヨハネ6:63)「いのちを与えるのは御霊です。肉は何の益ももたらしません。わたしがあなたがたに話したことばは、霊であり、またいのちです。」

 肉は神の国に対して何の益ももたらしません。いのちを与える御霊様の働きで、肉を制御することが必要です。

⑵イエスについて証言する

(ヨハネ15:26)「わたしが父のもとから遣わす助け主、すなわち父から出る真理の御霊が来るとき、その御霊が私について証します。」

 イエス様が御霊様を私たちにお遣わしになると、私たちは御霊様によって、実在するイエス様と直接、関係を持つことが出来るようになります。

※ 今日のみことばとメッセージ

⑶イエスの光を伝承する

(ヨハネ16:14)「御霊はわたしの栄光を現わします。わたしのものを受けて、あなたがたに知らせるからです。」

 聖霊様がイエス様のものを受けて、それを私たちに知らせてくださると、イエス様の栄光が、私たちを通して現わされます。

A)『知らせる』とは?

ギリシャ語の意味=詳細に報告する、リハーサルする、示す=受け継がせる、啓示を受ける、悟る 

⇒伝える者が、自分の得ていることに対する確信と同じものを、相手に手渡すこと⇒**伝承する**=昔から伝えられてきたものを、間違いなく受け継いで、それを未来に正しく伝えていく、手渡していく。

B)イエス様の弟子から、弟子へ(伝承)

(Ⅰヨハネ1:5)「神は光であって、神のうちには暗いところが少しもない。これが私たちがキリストから聞いて、あなたがたに伝える知らせです。」

*「伝える知らせ」

 イエス様の12弟子の一人であるヨハネは、イエス様から受けた全ての教えを、他の教会の弟子たちに伝え、それは教会から教会へ、弟子から弟子へと、伝えられていきました(伝承)。そうして、イエス様が仰ったように、あらゆる国の人たちが弟子となっていきました。 

 中世には、教会の暗黒時代と言われる時代もあり、イエス様の教えが曲げられた時期もありましたが、ルターの宗教改革以降、神様は再び、神のみことばと御霊によってキリストの弟子として、イエス様のそのままを受け継いでいく人々が起こされてきているところです。

*イエスの光の伝承→弟子となる

 イエス様は「私は世の光です」と仰いました。12弟子がまず、その「イエス様の光」を受け継ぎました。イエス様が天に帰られて後、聖霊様により、更に多くの人たちが「イエス様の光」を伝承して、弟子となりました。

 「あなたがたの光を人々の前で輝かせ(マタイ5:16)」という「あなたがたの光」は「イエス様の光」です。イエス様の光を輝かせる、というのはイエス様の弟子であるという意味です。

イエス様の光を受けて、それを自分の生活の中で輝かすのを見て、人々は天の父を崇めるようになる、と(マタイ5章16節)は語っています。

私たちが光を輝かせて、その元であるイエス様が輝いて、イエス様を遣わされた父なる神が崇められるようになる、この流れが(ヨハネ16:14)の意味としてお伝えしたいことです。

C)十分訓練を受ける弟子

(ルカ6:40)「弟子は師以上には出られません。しかし、十分訓練を受けた者はみな、自分の師ぐらいにはなるのです。」

 クリスチャンも十分訓練を受けているかどうかで差がつくことはあります。いま到達しているレベルに差があるのも仕方ありません。他人と比べてはいけません。それぞれに、師であるイエス様のおことばに、諦めずチャレンジしていくことで身に付くものがあるのです。イエス様のご性質、ご性格、というイエス様の光を継承させていただきましょう。

★主イエス様の光を輝かせるために、きよい良心に御霊を迎えて光の伝承が必要です!。

光を伝承できるのは御霊様だけです。一人一人の内におられる御霊様からイエス様の光を伝承させて頂きましょう

【短歌】

草餅の 味を伝える 毎年は

光の伝承  御霊の働き