■2025年4月20日 日曜礼拝メッセージより(辻 和希伝道師)

復活と罪の赦し


 

主題聖句(第1コリント15:17、20)
そして、もしキリストがよみがえらなかったとしたら、あなたがたの信仰は空しく、あなたがたは今もなお自分の罪の中にいます。
しかし、今やキリストは、眠った者の初穂として死者の中からよみがえられました。

 

 

 福音は、私たちにとって良き知らせです。私たちに罪が入ったゆえに、神様との間に決して埋めることのできない隔てがありましたが、私たちの罪が赦されるために、十字架の贖いのみ業がなされました。
 
 イエス様が復活されたという事実は、この十字架の御業が完璧であったことを表しています。

 それは、私たちの身代わりとしてのイエス様という代価は、イエス様の死をもって完璧に役割が果たされました。完璧な身代わりだからこそ、新しい栄光のからだとして父なる神様はイエス様を復活させることができたのです。
 
 イエス様の復活は、聖書の中に登場する死から蘇った人たちのそれとは違います。彼らの蘇りは、厳密には蘇生です。

 それは、死から一時的に戻された状態であり、その後、再び通常の死を迎える朽ちる肉体に戻された状態を指します。
 一方イエス様の場合は、再び死ぬことのない朽ちない栄光の体としての復活でした。この復活は私たちに多くのことをもたらします。

・死に勝利した証
・信じる者にも復活の希望がある
・罪からの解放
・新しい人生の始まり

 
 聖書が語る私たちへの福音は、信じる者が救われることです。救いは、イエス様の死と復活がセットで完成されました。

 それにより、罪が赦されるだけでなく、神との関係が回復され、義と認められました。死で終わりでない新しい人生を、主のために全うしましょう。