Devotion note

御国が来ますように

~神の国が始まった日~



マタイ6:10
御国が来ますように。みこころが天で行われるように、地でも行われますように。

◆神の国

・神の国とは「神の支配」

・「場所」ではなく「関係」
(ルカ17:21)
『そら、ここにある』とか、『あそこにある』とか言えるようなものではありません。いいですか。神の国は、あなたがたのただ中にあるのです。」

・イエス様がもたらした「神の国の現れ」
(マタイ12:28)
しかし、わたしが神の御霊によって悪霊どもを追い出しているのなら、もう神の国はあなたがたのところに来ているのです。

・へりくだる者に神が共にいる世界
(マタイ5:3)
心の貧しい者は幸いです。天の御国はその人たちのものだから。
 

◆旧約時代の神の介入と約束

・アブラハムへの契約:祝福の約束
(創12:3)
あなたを祝福する者をわたしは祝福し、あなたをのろう者をわたしはのろう。地上のすべての民族は、あなたによって祝福される。」

・ ダビデへの契約:永遠の王座の約束
(第2サム7:16)
あなたの家とあなたの王国とは、わたしの前にとこしえまでも続き、あなたの王座はとこしえまでも堅く立つ。」

・イザヤへの預言:メシヤの約束
(イザヤ9:6)
ひとりのみどりごが、私たちのために生まれる。ひとりの男の子が、私たちに与えられる。主権はその肩にあり、その名は「不思議な助言者、力ある神、永遠の父、平和の君」と呼ばれる。

*旧約時代は「神の国が来る」という約束の時代。
 

◆神の国の突入点-イエス様の誕生

【ルカ2:14】
いと高き所で、栄光が神にあるように。地の上で、平和がみこころにかなう人々にあるように。

*「神のご支配がこの地上に及び始めた」ことの宣言

 

◆信仰者の生きる方向

【マタイ6:33】
まず神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはすべて、それに加えて与えられます。

*今は、神の国が完全に成就するまでの途上の時代。神のご支配の証人として。

 

◆結び

旧約では神の国は約束でしたが、その約束は肉体を持って到来しました。クリスマスとは、天の王がこの地にその支配を始められた日。単なる回想ではなく、今も続く神の国の働きへの参加の招きです。再臨によって神の国が完成するまでの間に生きる者として、「御国が来ますように」と祈りつつ「神の国を求めて」歩みましょう。