2016 devotion

聖い愛による敬虔さ

go home   go to top

 

第2ペテロ3:10〜11
しかし、主の日は、盗人のようにやって来ます。その日には、天は大きな響きをたてて消えうせ、天の万象は焼けてくずれ去り、地と地のいろいろなわざは焼き尽くされます。このように、これらのものはみな、くずれ落ちるものだとすれば、あなたがたは、どれほど聖い生き方をする敬虔な人でなければならないことでしょう。

【敬虔】の意味
敬いつつしむこと。特に神仏に帰依して、つつしみ仕えること。
キリスト教では『信心深さ』を意味する。

 

1.イエス様の敬虔な人生

ヘブル5:7
キリストは、人としてこの世におられたとき、自分を死から救うことのできる方に向かって、大きな叫び声と涙とをもって祈りと願いをささげ、そしてその敬虔のゆえに聞き入れられました。

【内容観察】

聖い愛であられるイエス様の敬虔さは、大きな叫び声と涙をもって祈らなければならないほどの苦しみと辛さの人生において、死から救うことのできる父なる神様を信頼する聖い愛からのものでした。
その敬虔さは、私たち罪人を愛するがゆえでもあったのです。ですから、父なる神様は、その聖い愛による敬虔さのゆえに祈りと願いを聞き入れられたのです。

◎『敬虔さ』の極み
A)ルカ6:35

ただ、自分の敵を愛しなさい。彼らによくしてやり、返してもらうことを考えずに貸しなさい。そうすれば、あなたがたの受ける報いはすばらしく、あなたがたは、いと高き方の子どもになれます。なぜなら、いと高き方は、恩知らずの悪人にも、あわれみ深いからです。

B)ローマ12:21

悪に負けてはいけません。かえって、善をもって悪に打ち勝ちなさい。

2.敬虔のための『下学上達』

第1テモテ4:7
俗悪で愚にもつかぬ空想話を避けなさい。むしろ、敬虔のために自分を鍛練しなさい。

『下学上達』(かがくじょうたつ)の意味

身近なところから学んで、次第に進歩向上していくこと。
簡単なことから始めて、次第に上手くなっていくこと。

【内容観察】

劣悪でばかばかしくて取るに足りない空想話しで時間を無駄にしないようにしなさい。主の日が近づいているのですから、むしろ神の子にふさわしい『敬虔』を身につけるため、自分の力量に応じた修養や訓練を積んで心身を鍛えるようにしなさい。

【デボーション参考ポイント】

敬虔のための鍛錬を、どのように始めますか?

top

next