2016 devotion

聖い愛を全うする祈り2

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マタイ6:11〜13
私たちの日ごとの糧をきょうもお与えください。私たちの負いめをお赦しください。私たちも、私たちに負いめのある人たちを赦しました。私たちを試みに会わせないで、悪からお救いください。』
[国と力と栄えは、とこしえにあなたのものだからです。アーメン。]

 

1.二番目に大切な戒めを守る祈り

マルコ12:31
次にはこれです。『あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。』この二つより大事な命令は、ほかにありません。」

A)『私たちの日ごとの糧をきょうもお与えください』
『私たち』⇒

自分を含むとりなしの祈りであり、他の人と同じ立場、同じあわれみを受ける者としてのへりくだった祈りである。
 

『日ごとの糧』⇒

各自に応じた今必要なものとその人にとって最も適切な分量を、みこころのままに与えてくださるようにという祈り

願いを共有する隣人愛の祈り

 
B)『負いめを赦す』

互いに赦し合うことによって、神からも赦される隣人愛の祈り

C)『試みに会わせないで、悪からお救いください』

争い合う悪から聖める試みに会わせないでください。互いに愛し合いますからという隣人愛の祈り。

 

2.『魚質竜文』に注意する

第1ヨハネ4:20
神を愛すると言いながら兄弟を憎んでいるなら、その人は偽り者です。目に見える兄弟を愛していない者に、目に見えない神を愛することはできません。

『魚質竜分』(ぎょしつりゅうぶん)の意味

正しいように見えるが、実際には間違っていること。または、実質はないが、外見は立派に見えること。

【内容観察】

よく聖書を読み、多くの祈りの時間を持ち、奉仕活動に熱心な神を愛していると言っている人が、もし、兄弟姉妹に対して赦せない心を変えようとしない自己義の強さがあるなら、その人は偽り者です。なぜなら、神に愛され赦されている目の前の兄弟姉妹を愛することができていない者に、見えないものを愛することが難しい罪人にとって、見えない神を愛することは、なおさらできないことだからです。

【デボーション参考ポイント】

律法を全うする「主の祈り」を続けましょう。
そして、互いに尊び合う愛を心がける一週間としましょう。

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