2012 devotion
   
神の愛の種

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第1ヨハネ3:9
だれでも神から生まれた者は、罪のうちを歩みません。なぜなら、神の種がその人のうちにとどまっているからです。その人は神から生まれたので、罪のうちを歩むことができないのです。

1.「神の種」とは?

★『神の愛』という視点から「神の種」を考える。

A)「みことば」という種
マルコ4:14
種蒔く人は、みことばを蒔くのです。

B)「神のことば」と呼ばれるキリスト
黙示録19:13
その方は血に染まった衣を着ていて、その名は「神のことば」と呼ばれた。

C)キリストは「神の愛」の証し
ローマ5:8
しかし私たちがまだ罪人であった時、キリストが私たちのために死んでくださったことにより、神は私たちに対するご自身の愛を明らかにしておられます。

D)「神の愛」のことばである十字架
第1コリント1:18
十字架のことばは、滅びに至る人々には愚かであっても、救いを受ける私たちには、神の力です。

★「種」→「みことば」→「イエス・キリスト」→「神の愛」の証し
   →「十字架のことば」→神のことばが「かたち」となって現れた。

【敬聴】
「神のことば」が「かたち」となったことについて教えられることは何ですか?

2.神の愛の種は蒔かれている

マルコ4:14〜20
種蒔く人は、みことばを蒔くのです。みことばが道ばたに蒔かれるとは、こういう人たちのことですーーみことばを聞くと、すぐサタンが来て、彼らに蒔かれたみことばを持ち去ってしまうのです。同じように、岩地に蒔かれるとは、こういう人たちのことですーーみことばを聞くと、すぐに喜んで受けるが、根を張らないで、ただしばらく続くだけです。それで、みことばのために困難や迫害が起こると、すぐにつまずいてしまいます。もう一つの、いばらの中に種を蒔かれるとは、こういう人たちのことです。ーーみことばを聞いてはいるが、世の心づかいや、富の惑わし、その他いろいろな欲望がはいり込んで、みことばをふさぐので、実を結びません。良い地に蒔かれるとは、みことばを聞いて受け入れ、三十倍、六十倍、百倍の実を結ぶ人たちです。」

【敬聴】
主題聖句とも照らし合わせ、蒔かれている『神の愛の種』について、どのようなことが教えられますか?

3.『蛍雪之功』がポイント

コロサイ3:16
キリストのことばを、あなたがたのうちに豊かに住まわせ、知恵を尽くして互いに教え、互いに戒め、詩と賛美と霊の歌とにより、感謝にあふれて心から神に向かって歌いなさい。

★『蛍雪之功』(けいせつのこう)の意味
苦労して学問に励むこと。
中国の魏晋南北時代、車胤(しゃいん)と孫康(そんこう)は、灯火の油さえ買うことのできない貧しい家柄であったので、蛍の光や雪の明かりで苦学し、身を立てたという故事から。

【敬聴と適用】
『蛍雪之功』により「神の愛の種」を豊かに内に住まわせ、神の愛にあふれる交わりの実が結ばれる。
キリストのことばを、豊かに住まわせるために、あなたのできる「蛍雪之功」を考えてみましょう。

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