2010 devotion

虚心坦懐 きょしんたんかい

心にわだかまりをもたず、素直でさっぱりした気持ち。
無心で平静な心境。偏見がなく、心が開いていること。

 

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ルカ8:18
だから、聞き方に注意しなさい。というのは、持っている人は、さらに与えられ、持たない人は、持っていると思っているものまでも取り上げられるからです。

1.みことばを聞く二つの姿勢

ルカ22:39〜43
十字架にかけられていた犯罪人のひとりはイエスに悪口を言い、「あなたはキリストではないか。自分と私たちを救え。」と言った。ところが、もうひとりのほうが答えて、彼をたしなめて言った。「おまえは神をも恐れないのか。おまえも同じ刑罰を受けているではないか。われわれは、自分のしたことの報いを受けているのだからあたりまえだ。だがこの方は、悪いことは何もしなかったのだ。」そして言った。「イエスさま。あなたの御国の位にお着きになるときには、私を思い出してください。」イエスは、彼に言われた。「まことに、あなたに告げます。あなたはきょう、わたしとともにパラダイスにいます。」

イエス様は神のことばであられる方です。つまり、天の父なる神様からの良き知らせ(福音)であられるのです。
二人の強盗は、同じ方を見ましたが、イエス様に対して同じ態度ではありませんでした。

私たちも同じ神のことばを聞いていますが、みな同じ捉え方をするとは限りません。

【考えてみましょう】
同じイエス様を見ていたのに、幸いを得たのは一方の犯罪人だけでした。なぜ、そのような結果の違いに至ったのでしょう。

2.「虚心坦懐」の心を保つために

マタイ6:8〜13
だから、彼らのまねをしてはいけません。あなたがたの父なる神は、あなたがたがお願いする先に、あなたがたに必要なものを知っておられるからです。だから、こう祈りなさい。『天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように。御国が来ますように。みこころが天で行なわれるように地でも行なわれますように。私たちの日ごとの糧をきょうもお与えください。私たちの負いめをお赦しください。私たちも、私たちに負いめのある人たちを赦しました。私たちを試みに会わせないで、悪からお救いください。』〔国と力と栄えは、とこしえにあなたのものだからです。アーメン。〕

父なる神は、私たちの必要をご存じです。その意味は、保証人となってくださっているということなのです。

主を畏れる正しい良心を働かせるための祈りを、イエス様は教えてくださいました。

【考えてみましょう】
主の祈りを時間をかけて祈り、その祈りが、霊と心にもたらす幸いを味わってみましょう。

 

 

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