2003 Devotion

レビ記15章〜17章

  

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レビ記15:1〜15
ついで主はモーセとアロンに告げて仰せられた。「イスラエル人に告げて言え。だれでも、隠しどころに漏出がある場合、その漏出物は汚れている。その漏出物による汚れは次のとおりである。すなわち、隠しどころが漏出物を漏らしても、あるいは隠しどころが漏出物を留めていても、その者には汚れがある。漏出を病む人の寝る床は、すべて汚れる。またその者がすわる物もみな汚れる。また、だれでもその床に触れる者は自分の衣服を洗い、水を浴びなければならない。その者は夕方まで汚れる。また漏出を病む人がすわった物の上にすわる者は、自分の衣服を洗い、水を浴びる。その者は夕方まで汚れる。また、漏出を病む人の隠しどころにさわる者も、自分の衣服を洗い、水を浴びなければならない。その者は夕方まで汚れる。また、漏出を病む者が、きよい人につばきをかけるなら、その人は自分の衣服を洗い、水を浴びる。その人は夕方まで汚れる。また、漏出を病む者が乗った鞍はみな汚れる。また、どんな物であれ、その者の下にあった物にさわる者はみな、夕方まで汚れる。また、それらの物を運ぶ者も、自分の衣服を洗わなければならない。水を浴びなければならない。その者は夕方まで汚れる。また、漏出を病む者が、水でその手を洗わずに、だれかにさわるなら、さわられた人は自分の衣服を洗い、水を浴びる。その人は夕方まで汚れる。また、漏出を病む者がさわった土の器はこわされなければならない。木の器はみな、水で洗われなければならない。漏出を病む者がその漏出からきよくなるときは、自分のきよめのために七日を数え、自分の衣服を洗い、自分のからだに湧き水を浴びる。彼はきよい。八日目には、自分のために、山鳩二羽か家鳩のひな二羽を取らなければならない。彼は主の前、会見の天幕の入口の所に来て、それを祭司に渡す。祭司はそれを、一羽を罪のためのいけにえとして、他の一羽を全焼のいけにえとしてささげ、祭司はその漏出物のために、主の前でその者のために贖いをする。

■ 病人などによる漏出

新約聖書より 
第1コリント1:9
神は真実であり、その方のお召しによって、あなたがたは神の御子、私たちの主イエス・キリストとの交わりに入れられました。

生殖器官からの異常分泌は、きよめられる必要があります。
それは、貞潔を厳守する交わりに罪が関わっているからです。








 

  

 

  

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レビ記15:25〜30
もし女に、月のさわりの間ではないのに、長い日数にわたって血の漏出がある場合、あるいは月のさわりの間が過ぎても漏出がある場合、その汚れた漏出のある間中、彼女は、月のさわりの間と同じく汚れる。彼女がその漏出の間中に寝る床はすべて、月のさわりのときの床のようになる。その女のすわるすべての物は、その月のさわりの間の汚れのように汚れる。これらの物にさわる者はだれでも汚れる。その者は衣服を洗い、水を浴びる。その者は夕方まで汚れる。もし女がその漏出からきよくなったときには、七日を数える。その後にその女はきよくなる。八日目には、その女は山鳩二羽か家鳩のひな二羽を取り、それを会見の天幕の入口の祭司のところに持って来なければならない。祭司は一羽を罪のためのいけにえとし、他の一羽を全焼のいけにえとしてささげる。祭司は、その汚れた漏出のために、主の前でその女のために贖いをする。

■病気などによる漏出のきよめ

新約聖書
黙示録2:22
見よ。わたしは、この女を病の床に投げ込もう。また、この女と姦淫を行なう者たちも、この女の行ないを離れて悔い改めなければ、大きな患難の中に投げ込もう。

生殖器官からの異常分泌は、きよめることができます。
らい病のきよめと同じ、悔い改めによってです。

  

 

  

  

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レビ記15:16〜18
人が精を漏らしたときは、その人は全身に水を浴びる。その人は夕方まで汚れる。精のついている衣服と皮はすべて、水で洗う。それは夕方まで汚れる。男が女と寝て交わるなら、ふたりは共に水を浴びる。彼らは夕方まで汚れる。

■生理現象も汚れている

新約聖書 
エペソ2:3
私たちもみな、かつては不従順の子らの中にあって、自分の肉の欲の中に生き、肉と心の望むままを行ない、ほかの人たちと同じように、生まれながら御怒りを受けるべき子らでした。

正常分泌さえ汚れています。なぜなら、罪を犯したアダムに似た、彼のかたちどおりの子が生まれたからです。
(創世記5:1〜5)

 

 

 

 

 

 

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レビ記15:19〜24
女に漏出があって、その漏出物がからだからの血であるならば、彼女は七日間、月のさわりの状態になる。だれでも彼女に触れる者は、夕方まで汚れる。また、その女の月のさわりのときに使った寝床はすべて汚れる。また、その女のすわった物もみな汚れる。また、その女の床に触れる者はだれでも、その衣服を洗い、水を浴びなければならない。その者は夕方まで汚れる。また、何であれ、その女のすわった物に触れる者はみな、その衣服を洗い、水を浴びなければならない。その者は夕方まで汚れる。その女の床であっても、すわった物であっても、それにさわった者は夕方まで汚れる。また、もし男がその女と寝るなら、その女のさわりが彼に移り、その者は七日間汚れる。彼が寝る床もすべて汚れる。


■生理現象からのきよめ

新約聖書
ヨハネ17:17
真理によって彼らを聖め別ってください。あなたのみことばは真理です。

正常分泌の汚れからきよめられることができます。
霊的水浴であるみことばに自分をゆだねることによってです。

  

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レビ記15:31
あなたがたは、イスラエル人をその汚れから離れさせなさい。彼らの間にあるわたしの幕屋を汚し、その汚れたままで彼らが死ぬことのないためである。」

■汚れから離れさせよ


新約聖書より
黙示21:27
しかし、すべて汚れた者や、憎むべきことと偽りとを行なう者は、決して都にはいれない。小羊のいのちの書に名が書いてある者だけが、はいることができる。

人はみな「汚れ」ということを理解しておかなければなりません。
というのは、神との分離を意味し、永遠に神との分離に至るからです。 

  

 

    

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レビ記15:32〜33
以上が、漏出のある者、また精を漏らして汚れた者、た月のさわりで不浄の女、また男か女で漏出のある者、あるいは汚れている女と寝る男についてのおしえである。

■漏出からのきよめの教え

新約聖書
コロサイ3:10
新しい人を着たのです。新しい人は、造り主のかたちに似せられてますます新しくされ、真の知識に至るのです。

人からの影響を受けたものを取り除かなければなりません。
私たちは、造り主と同じ姿に成長する神の子孫だからです。

レビ記16:1〜2
アロンのふたりの子の死後、すなわち、彼らが主の前に近づいてそのために死んで後、主はモーセに告げられた。主はモーセに仰せられた。「あなたの兄アロンに告げよ。かってな時に垂れ幕の内側の聖所にはいって、箱の上の『贖いのふた』の前に行ってはならない。死ぬことのないためである。わたしが『贖いのふた』の上の雲の中に現われるからである。

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■神の臨在があらわれるところ

新約聖書より適用

ヘブル4:16
ですから、私たちは、あわれみを受け、また恵みをいただいて、おりにかなった助けを受けるために、大胆に恵みの御座に近づこうではありませんか。

贖いのふた→神のあわれみを象徴
神のあわれみなくして神とのつながりを持つことはできません。

 

  

 

  

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レビ記16:12〜13
主の前の祭壇から、火皿いっぱいの炭火と、両手いっぱいの粉にしたかおりの高い香とを取り、垂れ幕の内側に持ってはいる。その香を主の前の火にくべ、香から出る雲があかしの箱の上の『贖いのふた』をおおうようにする。彼が死ぬことのないためである。

■香を聖所に満たす

新約聖書より適用

エペソ5:18〜19
また、酒に酔ってはいけません。そこには放蕩があるからです。御霊に満たされなさい。詩と賛美と霊の歌とをもって、互いに語り、主に向かって、心から歌い、また賛美しなさい。

火皿いっぱいの炭火→聖霊による熱い神への心
両手いっぱいの粉にしたかおりのたかい香→神を絶賛する
神を絶賛する聖霊による熱い神への心を持ちたいものです。

 

  

 

  

  

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レビ記16:3〜4、6、11
アロンは次のようにして聖所にはいらなければならない。罪のためのいけにえとして若い雄牛、また全焼のいけにえとして雄羊を携え、聖なる亜麻布の長服を着、亜麻布のももひきをはき、亜麻布の飾り帯を締め、亜麻布のかぶり物をかぶらなければならない。これらが聖なる装束であって、彼はからだに水を浴び、それらを着ける。アロンは自分のための罪のためのいけにえの雄牛をささげ、自分と自分の家族のために贖いをする。アロンは自分の罪のためのいけにえの雄牛をささげ、自分と自分の家族のために贖いをする。彼は自分の罪のためのいけにえの雄牛をほふる。

■祭司のための贖い

新約聖書より適用

コロサイ4:1
主人たちよ。あなたがたは、自分たちの主も天におられることを知っているのですから、奴隷に対して正義と公平を示しなさい。

祭司→責任ある立場を象徴
あらゆる立場にいる人は、神のゆるしのゆえにその権威がゆだねられていることを忘れないために、十字架の前にへりくだりましょう。

 

 

 

 

 

 

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レビ記16:5、7〜10
彼はまた、イスラエル人の会衆から、罪のためのいけにえとして雄やぎ二頭、全焼のいけにえとして雄羊一頭を取らなければならない。二頭のやぎを取り、それを主の前、会見の天幕の入口の所に立たせる。アロンは二頭のやぎのためにくじを引き、一つのくじは主のため、一つのくじはアザゼルのためとする。アロンは、主のくじに当たったやぎをささげて、それを罪のためのいけにえとする。アザゼルのためのくじが当たったやぎは、主の前に生きたままで立たせておかなければならない。これは、それによって贖いをするために、アザゼルとして荒野に放つためである。

■二匹のやぎ

新約聖書より適用

第1ヨハネ3:16
キリストは、私たちのために、ご自分のいのちをお捨てになりました。それによって私たちに愛がわかったのです。ですから私たちは、兄弟のために、いのちを捨てるべきです。

罪のためのいけにえのやぎ=人となられた神の御子イエス
二匹のやぎ=肉体の死と魂の死を表現する
神の定めとしてでなく、自ら十字架の道を選ばれたイエス様の愛を感謝します。

 

   

 

  

 

 

  

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レビ記16:21〜22
アロンは生きているやぎの頭に両手を置き、イスラエル人のすべての咎と、すべてのそむきを、どんな罪であっても、これを全部それの上に告白し、これらをそのやぎの頭の上に置き、係りの者の手でこれを荒野に放つ。そのやぎは、彼らのすべての咎をその上に負って、不毛の地へ行く。彼はそのやぎを荒野に放つ。

■荒野に放たれたやぎ

新約聖書より適用
ヘブル2:14〜15
そこで、子たちはみな血と肉とを持っているので、主もまた同じように、これらのものをお持ちになりました。これは、その死によって、悪魔という、死の力を持つ者を滅ぼし、一生涯死の恐怖につながれて奴隷となっていた人々を解放してくださるためでした。

アザゼル=荒野にいる悪魔→死の力を象徴
人としてのイエスの魂は、私たちに変わって死に渡され、苦しまれたのです。

 

 

  

 

    

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レビ記16:14〜15
彼は雄牛の血を取り、指で『贖いのふた』の東側に振りかけ、また指で七たびその血を『贖いのふた』の前に振りかけなければならない。アロンは民のための罪のためのいけにえのやぎをほふり、その血を垂れ幕の内側に持ってはいり、あの雄牛の血にしたようにこの血にもして、それを『贖いのふた』の上と『贖いのふた』の前に振りかける。

■贖いのふたでの血のきよめ

新約聖書より適用

ヘブル10:22
そのようなわけで、私たちは、心に血の注ぎを受けて邪悪な良心をきよめられ、からだをきよい水で洗われたのですから、全き信仰をもって、真心から神に近づこうではありませんか。

あがないのふた=直接に神がご臨在を現される場所
東側=聖所の入り口の方、臨在の前
罪人である私たちが、神のご臨在に触れることができるのは、キリストの血潮が神と共にあゆむ生活すべてにふりそそがれているからです。




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レビ記16:16〜17
彼はイスラエル人の汚れと、そのそむき、すなわちそのすべての罪のために、聖所の贖いをする。彼らの汚れの中に彼らとともにある会見の天幕にも、このようにしなければならない。彼が贖いをするために聖所にはいって、再び出て来るまで、だれも会見の天幕の中にいてはならない。彼は自分と、自分の家族、それにイスラエルの全集会のために贖いをする。

■ 汚れとそむきとすべての罪の贖い

新約聖書より 
ヘブル1:3
御子は神の栄光の輝き、また神の本質の完全な現われであり、その力あるみことばによって万物を保っておられます。また、罪のきよめを成し遂げて、すぐれて高い所の大能者の右の座に着かれました。

キリストの死には、贖えない罪は何一つありません。
罪から離れられないという不信仰を捨てましょう。








 

  

 

  

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レビ記16:18〜19
主の前にある祭壇のところに出て行き、その贖いをする。彼はその雄牛の血と、そのやぎの血を取り、それを祭壇の回りにある角に塗る。その残りの血を、その祭壇の上に指で七たび振りかける。彼はそれをきよめ、イスラエル人の汚れからそれを聖別する。

■祭壇の角に贖いの血を塗る

新約聖書
第一テモテ2:1
そこで、まず初めに、このことを勧めます。すべての人のために、また王とすべての高い地位にある人たちのために願い、祈り、とりなし、感謝がささげられるようにしなさい。

角=主権、国家の意味 四隅=全地
全地をおさめる主権、国家は、贖いの血潮が必要です。高い地位のある人たちのために祈りましょう。

  

 

  

  

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レビ記16:20〜22
彼は聖所と会見の天幕と祭壇との贖いをし終え、先の生きているやぎをささげる。アロンは生きているやぎの頭に両手を置き、イスラエル人のすべての咎と、すべてのそむきを、どんな罪であっても、これを全部それの上に告白し、これらをそのやぎの頭の上に置き、係りの者の手でこれを荒野に放つ。そのやぎは、彼らのすべての咎をその上に負って、不毛の地へ行く。彼はそのやぎを荒野に放つ。

■すべての罪の告白

新約聖書 
ヤコブ4:9〜10
あなたがたは、苦しみなさい。悲しみなさい。泣きなさい。あなたがたの笑いを悲しみに、喜びを憂いに変えなさい。あなたがたは、苦しみなさい。悲しみなさい。泣きなさい。あなたがたの笑いを悲しみに、喜びを憂いに変えなさい。

犯していないと思う罪をも告白することは大切です。
自分を低くすることが本来の自分だからです。

 

 

 

 

 

 

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レビ記16:23〜26
アロンは会見の天幕にはいり、聖所にはいったときに着けていた亜麻布の装束を脱ぎ、それをそこに残しておく。彼は聖なる所でそのからだに水を浴び、自分の衣服を着て外に出て、自分の全焼のいけにえと民の全焼のいけにえとをささげ、自分のため、民のために贖いをする。すなわち、罪のためのいけにえの脂肪を祭壇の上で焼いて煙にしなければならない。アザゼルのやぎを放った者は、その衣服を洗い、そのからだに水を浴びる。そうして後に、彼は宿営にはいることができる。


■自分の衣服に着替える

新約聖書
ピリピ2:6〜7
キリストは、神の御姿であられる方なのに、神のあり方を捨てることができないとは考えないで、ご自分を無にして、仕える者の姿をとり、人間と同じようになられたのです。

私たちのために大祭司であるキリストは、天の栄光を捨てて、私たちと同じ人としてこの地上に来てくださったのです。

  

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レビ記16:27〜28
罪のためのいけにえの雄牛と、罪のためのいけにえのやぎで、その血が贖いのために聖所に持って行かれたものは、宿営の外に持ち出し、その皮と肉と汚物を火で焼かなければならない。これを焼く者は、その衣服を洗わなければならない。そのからだに水を浴びる。こうして後に宿営にはいることができる。

■宿営の外で焼く


新約聖書より
ヘブル13:13
ですから、私たちは、キリストのはずかしめを身に負って、宿営の外に出て、みもとに行こうではありませんか。

宿営の外=辱めを受ける
罪のない方が私たちのかわりに罪人として辱めを受けられました。
私たちが罪とのかかわりを断つためです。

 

    

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レビ記16:29〜34
以下のことはあなたがたに、永遠のおきてとなる。第七の月の十日には、あなたがたは身を戒めなければならない。この国に生まれた者も、あなたがたの中の在留異国人も、どんな仕事もしてはならない。なぜなら、この日に、あなたがたをきよめるために、あなたがたの贖いがなされるからである。あなたがたは、主の前でそのすべての罪からきよめられるのである。これがあなたがたの全き休みの安息であり、あなたがたは身を戒める。これは永遠のおきてである。油をそそがれ、その父に代わって祭司として仕えるために任命された祭司が、贖いをする。彼は亜麻布の装束、すなわち聖なる装束を着ける。彼は至聖所の贖いをする。また会見の天幕と祭壇の贖いをしなければならない。また彼は祭司たちと集会のすべての人々の贖いをしなければならない。以上のことは、あなたがたに永遠のおきてとなる。これは年に一度、イスラエル人のすべての罪から彼らを贖うためである。」モーセは主が命じられたとおりに行なった。

■年に一度の贖い

新約聖書
ローマ8:23
そればかりでなく、御霊の初穂をいただいている私たち自身も、心の中でうめきながら、子にしていただくこと、すなわち、私たちのからだの贖われることを待ち望んでいます。

敢然な罪からのきよめを象徴している「大贖罪の日」
からだが贖われるときが救いの完成のとき。


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レビ記17:1〜5
ついで主はモーセに告げて仰せられた。「アロンとその子ら、またすべてのイスラエル人に告げて言え。主が命じて仰せられたことは次のとおりである。イスラエルの家の者のだれかが、牛か子羊かやぎを宿営の中でほふり、あるいは宿営の外でそれをほふって、主の幕屋の前に主へのささげ物としてささげるために、それを会見の天幕の入口の所に持って来ないなら、血はその人に帰せられる。その人は血を流した。その人はその民の間から断たれる。これは、イスラエル人が、野外でささげていたそのいけにえを持って来るようにするため、また会見の天幕の入口の祭司のところで、主に持って来て、主への和解のいけにえとして、それらをささげるためである。

■ 自分勝手なささげ方をしない

新約聖書より 
第2ペテロ1:20
それには何よりも次のことを知っていなければいけません。すなわち、聖書の預言はみな、人の私的解釈を施してはならない、ということです。

自分のやりやすい方法では、罪を償うことはできません。
み言葉を都合の良いように、意味を取り違えないようにしましょう。








 

  

 

  

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レビ記17:6〜7
また、祭司が、その血を会見の天幕の入口にある主の祭壇に注ぎかけ、その脂肪を主へのなだめのかおりとして焼いて煙にするため、また、彼らが慕って、淫行をしていたやぎの偶像に、彼らが二度といけにえをささげなくなるためである。これは彼らにとって、代々守るべき永遠のおきてとなる。

■宗教的淫行

新約聖書
エペソ5:31〜32
「それゆえ、人はその父と母を離れ、妻と結ばれ、ふたりは一心同体となる。」この奥義は偉大です。私は、キリストと教会とをさして言っているのです。

他宗教とのつながりを持つことが、どうして淫行という罪なのでしょう。偉大な奥義を理解しなければなりません。

  

 

  

  

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レビ記17:8〜9
また、あなたは彼らに言わなければならない。イスラエルの家の者、または彼らの間の在留異国人のだれであっても、全焼か、または、ほかのいけにえをささげ、それを主にささげるために会見の天幕の入口に持って行かないなら、その者は、その民から断ち切られる。

■贖いのいけにえは主のみささげられる

新約聖書 
使徒4:12
この方以外には、だれによっても救いはありません。世界中でこの御名のほかには、私たちが救われるべき名としては、どのような名も、人間に与えられていないからです。」

私たちの罪を赦すことのできる方は、ただお一人です。なぜでしょう。罪のあがないのいけにえを、私たちのために用意してくださったからです。

 

 

 

 

 

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レビ記17:10〜11
また、イスラエルの家の者、または彼らの間の在留異国人のだれであっても、どんな血でも食べるなら、わたしはその血を食べる者から、わたしの顔をそむけ、その者をその民の間から断つ。なぜなら、肉のいのちは血の中にあるからである。わたしはあなたがたのいのちを祭壇の上で贖うために、これをあなたがたに与えた。いのちとして贖いをするのは血である。


■血は罪の贖いのために与えられている

新約聖書
第1ペテロ1:18〜19
ご承知のように、あなたがたが先祖から伝わったむなしい生き方から贖い出されたのは、銀や金のような朽ちる物にはよらず、傷もなく汚れもない小羊のようなキリストの、尊い血によったのです。

血を食べることが禁じられているのはどうしてでしょう。
罪のあがないのためにだけ血は用いられるべきものなのです。
私たちの罪のために、神の御子の血が用いられたのです。

  

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レビ記17:12〜14
それゆえ、わたしはイスラエル人に言った。『あなたがたはだれも血を食べてはならない。あなたがたの間の在留異国人もまた、だれも血を食べてはならない。』イスラエル人や彼らの間の在留異国人のだれかが、食べることのできる獣や鳥を狩りで捕えるなら、その者はその血を注ぎ出し、それを土でおおわなければならない。すべての肉のいのちは、その血が、そのいのちそのものである。それゆえ、わたしはイスラエル人に言っている。『あなたがたは、どんな肉の血も食べてはならない。すべての肉のいのちは、その血そのものであるからだ。それを食べる者はだれでも断ち切られなければならない。』

■血を大地に注ぐ


新約聖書より
ルカ22:20
食事の後、杯も同じようにして言われた。「この杯は、あなたがたのために流されるわたしの血による新しい契約です。

大地は実を実らせるもの。そこに血を注ぐことによって、再生、復活、再び実を結ぶことを期待することをあらわしています。
十字架で流されたキリストの血は、大地に流されました。それは、私たちが再生されるためだったのです。

 

    

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レビ記17:15〜16
自然に死んだものとか、野獣に裂き殺されたものを食べるなら、この国に生まれた者でも、在留異国人でも、だれでも、その衣服を洗い、水を浴びなければならない。その者は夕方まで汚れている。彼はきよい。もし、その衣服を洗わず、その身に水を浴びないなら、その者は自分の咎を負わなければならない。」

■死骸の肉を食べる者のきよめ

新約聖書より
第2コリント8:2
苦しみゆえの激しい試練の中にあっても、彼らの満ちあふれる喜びは、その極度の貧しさにもかかわらず、あふれ出て、その惜しみなく施す富となったのです。

極度の貧しさにある人のことが伺えます。それを食べてはならないと主は語られずに、きよめられる方法を教えられました。神のあわれみでしょう。
食べることが人生の目的ではありませんね。目的は永遠の命にあるのです。

それではまた来週...
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